マットさんのインタビューがめちゃくちゃ面白かったので、訳しかけていたら（マットさんのインタビューだけ本気だす人。）、なぜか日本オフィシャルが抄訳を載せてくれました～♪ 恥ずかしい訳をアップする前でよかった。 
Mat tells us the inside story on the video he made with the elephants...
マットさんの何が好きって（顔もだけど）声が好きなんですよー。ジュード・ロウとかジョセフ・ファインズ系の声（この二人別に似てないって？）ってどうでもいいですねー。
更にどうでもいいですが、「そっちで一輪車の練習しておいて、とクリスに言った」んじゃなくて、「そっちで一輪車に乗れる人探しといて」って言ったんじゃなかったっけ。
自転車屋のオーナーのインタビューもどっかで読んだけど、どこいったかな？低予算映画を撮影してるとか言われて、最初Coldplayとは知らずに断っちゃったとか、クリスが「時間をとらせてすみません」って謝りまくってたとか言ってたような記憶がうっすら。
それと、警備員役のオーディションをしたってのは冗談だと思いますｗ
それにしても、ダンシング・エルヴィス再びだったとは！サイモン・ペッグもいれば完璧だったのにね～ （あ、今日タンタン観に行くよー！）
11日のツイートですが、まぁまぁあってたかな。
ごめんごめん。Coldplayの皆さんはマットさんの映画に出資してくれたんですよね。クリス、「Stone Rosesのライヴを観に行くためにチケットを盗もうとする話だから、再結成がボックスオフィスの結果につながるといいな～」とか言ってましたｗ
そういやロンドンの駅で、全身象の姿になって撮影してるクリスに会った人の話って書いたっけ？
その人は南ア公演の写真見てたからそれがクリスだって知ってたんだけど、何も知らない子供が握手してもらってるのを見て、自分も行って話しかけてみたら、「なんで分かったの！？」ってびっくりされたって話ですが、その後ラジオの収録で再会して、クリスが覚えてて感動しちゃった（お前が感動してどうする）。
なんのラジオだったかな？オーディエンスが質問できる番組があって、その人もその場にいてクリスに質問しようとしたら、「どっかで会ったっけ？」って言われて、「パラダイスの～」って説明しようとしたら、「駅で会ったよね！象のコスチュームの中が僕だって気づいたのは世界中で君一人だったよ！象の格好してるのに、近づいてきて、"Hello, Chris" とか言うんだから。」とか興奮気味に語ってました。
その人の本当の質問は忘れちゃったけど。またその番組発掘したら書くかも。
EMI Japanのサイトが閉鎖されちゃったので、当時の日本オフィシャルサイトに載っていた抄訳をこちらに記録しておきます。
突然南アフリカにいるクリスから電話がかかってきて「何してるの？」と聞かれたから「あぁ、ちょうと君たちの映像を編集しているところだよ」というと、クリスは「そうか、じゃあ明日の朝南アフリカ行きの飛行機にのれたりする？」
どうやら急に「パラダイス」のビデオを撮ることになったみたいだったんだけど、その後にクリスが「数時間でビデオのアイデアと考えてね、そしたら教えてね」って。2日間のオフがあったみたいで、その間にビデオを撮りたかったようなんだよ。「パラダイス」のビデオ撮影はもう2週間も遅れてるようなんだけどアイデアは何もなかったようなんだ。
クリスからの電話の後、座って数時間アイデアをひねり出そうとしたよ。凄いプレッシャーの中でね。
で、いくつかのアイデアをクリスにメールを送ったんだ。
そしたらクリスからすっごい長いメールが来たよ。
僕の人生であんなに長いメールをもらったのは初めてだよ。
大体400行ぐらいあって、いわく、
「大丈夫だよ、僕もちょうどアイデアが生まれたんだ。象の着ぐるみを着て一輪車に乗るんだよ！だからこっちに来る時に4つの象の着ぐるみと一輪車を持ってきて！」
その後にはストーリーの内容を説明していて、どうやらアイデアは彼の頭にはできているようだった。
僕は担がれてるのかなって思ったから「本気？」って返信したら「本気だよ！」ときたよ。それからバンドの関係者になんとか協力してもらって、象と一輪車を探したんだ。
友達で撮影監督のクリス・ロスに電話して一緒にきてもらうことにして。スタッフの一人がネットで象の着ぐるみの写真を見つけて、それをクリスが僕に送ってくれた。
見た時の僕は「ひどい！これはダサイよ！」って感じ。僕はもっと本物っぽいのを探してたから。
でもクリスは完璧だよ！といってたから、彼がローファイなものをとろうとしていることをやっと理解できたんだ。
ちなみにガイ用にはちょっといい着ぐるみをかったよ。そっちで一輪車の練習しておいて、とクリスに言ったら「大丈夫、子供の時によく乗ってたから」って。
クリスは20年ぐらい乗ってないけど、自転車に乗るみたいなもんじゃないの？って考えてたみたい。でも着ぐるみを着て一輪車に乗るんだよ。
だからサバンナのど真ん中の撮影現場に着いて、僕は彼が一輪車から落ちて、それをビデオの最後にするようにする準備はできてたよ。
でも、彼は素晴らしかった！乗りこなしてたから、すぐに撮影をはじめたんだよ。一輪車のシーンは全部クリスが乗っているよ。
ビデオの中でそれを証明するために、カットごとにクリスが象の頭をとるように僕は考えていたんだけど、クリスはそれに全然気乗りしなかった。
なんとか説得して、象の頭をとるシーンを1回だけとれたよ。もちろん他の3つの象に入っているのもバンドのメンバーだよ。他のシーンの象も全てクリスがはいっているんだ。
彼に「全部の着ぐるみのシーンに君が入ってなくても、誰もわからないから大丈夫だよ」と言っても「僕はわかるんだよ！」と言うんだ。
だからあの象は全部クリスが実際に入って撮影してるんだ。ロンドンに戻って撮影したよ。象が動物園から逃げ出して仲間に会いにいくのは全部クリスのアイデアだよ。
あの動物園は実際の動物園で「Paradise Wildlife Park」というんだよ。ビデオの出来には満足しているよ。反響も凄かったし。それに大学の時に戻ったみたいだった。
彼らバンドと僕が同じ大学にいた時、彼らが曲を録音して、クリスが外に出てビデオを撮影して、次の日にはもう編集する。
最近のミュージック・ビデオの撮影は事前にきちんと計画されてるんだけど、今回はなんだか大学時代にもどれたみたいで楽しかったよ。今回のビデオは誰も今までやってないことだったから本当によかったよ。
キリンが水上自転車に乗っているようなビデオをU2がすでに作ってるんじゃないかと心配したけど、幸運にもなかったね。
彼らは音楽をシリアスに作るけど、彼ら自身をシリアスにしようとは思ってないんだ。ユーモア持っているのはいいと思うよ。ビデオの中で象がグラフィティが書かれた壁の間で踊るシーンがあるけど、あそこは、ケープ・タウンでも本当に本当に治安が悪いところだったんだ。
バンドの警備担当も、僕たちがあそこにいたなんて信じてくれなかったぐらいに。
でもクリスはちゃんと着ぐるみを着て、壁の前で踊ったんだよ。
自転車屋にも、撮影の直前に行って許可をとったんだ。店員の彼は凄いシャイだったんだけど、でてもらったよ。
実際のLIVEでも彼らは着ぐるみをきたんだよ。あれは最高だったね！いつかまたやりたいと思うね。動物園のシーンの警備員のオーディションをしたんだけどいい人がいなかったから結局は、Coldplayの5人目のメンバーとも言われるマネージャーのPhil HarveyとThe High WireのTim Cromptonにお願いしたよ。
Philには以前「Christmas Lights」でもエルヴィスの格好で出てもらったよね。
本当は俳優のSimon Peggに出演してもらって再結成（*以前Simonとバンドは共演している）をする予定だっただけど、マネージャーがヒドイ人で、実現できなかったんだよ。
ちょこちょこ誤訳がありますが…
「サイモン・ペッグのマネージャーがひどい人」なんて言ってません。
The original intention had been to reunite them with Simon Pegg, but sadly the Tintin megastar's monstrous ego and unreasonable rider demands made this all but impossible.
“Tintin megastar”はサイモンのことね(笑)
