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[Coldplay] Ghost Storiesは作られるべきもので、自分の中から外へ出さないといけないものだった(クリスのインタビュー訳 104.5)

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2014.07.25 Chris Martin interview on 104.5より

電話インタビューは聞き取りにくくて、いつも以上に自信がないです。このインタビュアーの女性、質問する時自分の感想を一人で延々と喋ってるんですが(笑)、ほとんど省略してるので質問適当です。すみません。



ニューヨークでソロ・ショウをやるそうですね。

クリス:そう。ラジオでも何曲か歌うよ。一人でやらなきゃいけないんだ。ベースプレイヤーが失踪したから。

彼大丈夫なの?

クリス:大丈夫だよ。でも彼は都合が悪いから、僕一人でやらないと。

ソロでよくやるの?しばらくやってないように思ったけど。

クリス:そんなにやらないよ。でもたまにやるのはいいよね。特にこのアルバムではあまりツアーをしなかったからね。アルバムの曲を演奏するのを楽しんでるんだ。

もうほとんどのコンサートはやり終わったんだ。数年後にツアーに戻る時には、今回大きなツアーをやらなかった意味がわかるようになると思う。ツアーに出るのに慣れていたから、今の段階では変な気分だけどね。4人で、やらないことに決めたんだ。それにずっと同じパターンでやって来たから、一回それを壊すのもいいかなと思ったんだ。

Ghost Storiesのアートワークについてコメントしてもらえる?

クリス:ミラという女性が手がけた。彼女が描いた天使の羽の絵を見て、その羽の中には他の小さな絵が描かれていたんだけど、僕たちの曲のストーリーを元に描いてくれないか頼んでみたんだ。彼女はそれを作ってくれて、僕たちはすごく気に入ったんだよ。すごくシンプルに見えて、天使の羽にも割れたハートにも見える。そしてよく見るとひとつづきの物語が見えてくる。僕たちにとってとてもスペシャルなものなんだ。

Always In My Headでは娘さんが歌ってると聞いたんだけど。

クリス:そう。娘のアップルが友達のメイブルと歌ってるんだ。学校の後スタジオに来ていて、その時、天使のようなサウンドがほしかったんだ。お菓子を食べるのを一休みしたところで頼んでみたら、「いいよ」って。それで2~3分やったら、他のことをしに二階に上がっていったよ。すごく気に入ってるんだ。僕の娘だからということもあるけど、無邪気なものでアルバムを始められたこともね。

Midnightは他の曲から目立っていると思うんだけど、それには理由があるの?

クリス:サウンドが違う理由は、ジョン・ホプキンスが作り始めたものだから。彼がスタジオに来てくれる時に、何か盗めるものはないか聞いてみるんだ。これはその一つだったんだよ。インストゥルメンタルの曲があって、それを聞いたらメロディーがすぐに湧いてきて、コールドプレイの曲にさせてくれたんだ。

Ghost Storiesは、浄化する効果があるものなのか、自分自身の探求なのか、継続中の旅なのか、どう考えてる?

クリス:僕にとってGhost Storiesは、作られるべきもので、自分の中から外へ出さないといけないものだった。幸運なことに他のメンバーも同じ考えでいてくれた。

チャレンジングなことを経験して、それに感謝するようになり、それをよく思えるようになって、そこから学ぶことが出来た。そのような過程を記録するものを作る必要があったんだ。僕にとってアルバムが意味するものはそういうことなんだよ。

だから、誰かが好きかどうか、買ってくれるかどうかは問題じゃない。僕にとって、そしてもしかしたら他の人にとっても、本当に重要な目的を果たしてくれたと分かっているから。

興奮してるんだ。ここ数年で多くのことを学んで、生きていることにもっと感謝するようになった。このアルバムはその過程を象徴しているんだよ。