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‘Always In My Head’ (Coldplay) クリスのGhost Stories解説和訳 安いヤマハのキーボード、あるべきじゃない音、子供達

Beats Music クリス・マーティンのインタビューより

Ghost Stories Always In My Head

“Always In My Head” 僕はこの曲を、相手に対して無防備になる道を進むということを受け入れるものだと見ているんだ。

多くの人が人生の中で実際に決断することだと思う。他の人や人生そのものに対して心を開くのかどうか。

この曲はライヴで演奏する度に、またこの曲の制作に取り組む度に思い出させてくれた・・・さっき、こういうことを歌うのは気まずくないかと聞かれたけど、この曲は、とにかくやってやれ!人生に対して心を開こうと感じさせてくれた。たとえ時々悲しいことがあっても、素晴らしいものにもなるだろうから。

この曲は、これはパーソナルなものになるだろうと自認するようなものなんだ。


4年ぐらい前、レナード・コーエンのロサンゼルスでのライヴを観に行ったんだけど、彼は僕らがみんな練習していたようなすごく安いヤマハのキーボードで2曲やったんだ。それが素晴らしかったから僕も買ったんだよ。

11歳の頃持っていたのと同じもので、何か曲が出てこないかと思ったんだ。そしてこの曲、“Always In My Head” が現れた。

12歳の頃曲を書いていたのと同じ感覚だったから、すごく無邪気な気持ちになった。あるべきじゃない音があるんだけど、それが大好きなんだ。ほんとに?ほんとにどの音か言ってほしいの?G minorコード上のAの音だよ。ハハ!


僕の子供達がアルバムに参加した理由は、ある日の放課後彼らがスタジオにやって来た時、ある音が出せないでいたんだ。友達のメイブルも一緒にいて、ちょっと試してもらってもいいかな?と聞いたら、「いいよパパ」って。それで3分ぐらいやったんだけど、すぐ飽きちゃって。でもすごく素敵だと思ったんだ。そしてふさわしいと感じた。







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