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‘Midnight’ (Coldplay) クリスのGhost Stories解説和訳【完】 歌詞とサウンド、そしてアルバムの到達地点

Beats Music クリス・マーティンのインタビューより
歌詞の説明がとても興味深かったです。長いので要点だけまとめました。

 

Ghost Stories Midnight

ジョン・ホプキンス

“Midnight” も “Magic” と似ていて、自分が作リ始めた曲ではない。ジョン・ホプキンスがスタジオで他の曲を手伝ってくれている時に、僕が歌をつけられる素材はないか尋ねたら聞かせてくれて、それで盗んだ。といっても、彼にとても有利な契約に同意して。


声を変なサウンドに変えるのが好き

“Midnight” は少し “Always In My Head” に似ている。あの曲は、大丈夫、僕たちは今ここにいる、今はロックな曲をやる必要はないと思い出させてくれるもの。今はこういうことを感じているんだから、それを受け入れようと。

これに取り組むのは楽しかった。歌ったものを奇妙なサウンドに変えるのが好き。いつも声を変える新しい方法を探していて、試した中でふざけて聞こえなかったのはこれだけだった(笑)

 

歌詞について

ハリー・ポッターについてどう思うかということを語っている。いや違うけど(笑)、読み解くのは難しいよね。

‘leave a light on’ というフレーズ、これは多分、自分自身に対して立ち止まるなと言っている。

そう、これはルーミーの引用。‘The wound is a place where the light enters you’ (傷口こそが光が入ってくる場所)

僕が初めてこれを聞いたのは、レナード・コーエンのAnthemという曲。
‘There is a crack, a crack in everything, that's how the light gets in.’ (あらゆるものにはひびがあり、そこから光が入り込む) 素晴らしいアイディア!

訳注:レナード・コーエンの “Anthem” は、『Mylo Xyloto』 の “Up With The Birds” に歌詞が引用された曲でもありますね!“The birds they sang at the break of day start again I heard them say” の部分。

 

イングランドで僕が育った頃は、感情を押さえつけ、傷ついていても、何か辛い経験をしていてもそれを認めないという文化があった。それは素晴らしいけど、僕は別のやり方が好き。誤りを免れないことや、傷ついていること、必要としていることを認める。それは幸せをもたらしてくれるから。実際はどう感じているのか口に出す時に。

 

“A Sky Full Of Stars” に到達しなければならない

実際これは傷心についてのアルバムかもしれないけど、何かが壊れたから諦めるべきだと言っているわけではなく、何かが壊れたならどうすれば直せるか、どうすれば以前より良いものにできるか考えようと言っている。

今世界では、なぜこんなことが起こるのか想像もできないような物事が起こっていて、クレイジーだよ。僕にはその答えはわからないけど、この宇宙で最終的には何か素晴らしいものが生まれると信じることができなければ、僕達みんな諦めることになって、みんなにとって徒労なだけ。悲惨だよ。

だからこのアルバムは “A Sky Full Of Stars” に到達しなければならない。何かが壊れてしまったけど、これから何をする?僕は諦めないぞ、というエンディングを迎えるべきだから。絶対に諦めるな、僕の父の最高の教えだ。


In the darkness before the dawn
In the swirling of the storm
When I’m rolling with the punches and hope is gone
Leave a light a light on

Millions of miles from home
In the swirling swimming on
When I’m rolling with the thunder
But bleed from thorns
Leave a light a light on
Leave a light a light on

In the darkness before the dawn
In the darkness before the dawn
Leave a light a light on
Leave a light a light on






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