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Yellowはニール・ヤングの物真似から、Paradiseは『ショーシャンクの空に』から~クリスがコールドプレイのヒット曲の成り立ちを語る

途中で脱落していたハワード・スターンのクリスのインタビューをやっと最後まで見ました。2011年11月9日に行われたインタビューです。
11歳の頃最初に書いた曲は「人々は世の中で実際に起こっていることよりもセーラ・ファーガソンのおっぱいに夢中になっている」ということを歌ったものだと話していたインタビューといえば思い出す方もいらっしゃるかな?
作詞・作曲のロイヤリティの分配は20:20:20:40(クリスが40)だと明かしたのもこのインタビューでした。

1時間半近くに渡る長丁場のインタビュー、ゼイン・ロウと違って遠慮がないので、私生活のことまでズケズケ突っ込まれてクリスが居心地悪そうな時もあってハラハラするのですが、子供時代やデビュー当時のこと、普段の曲作り、結婚生活、ドラッグ、批評、バンドメンバーの役割等についてたっぷり語ってくれていて、かなり面白かったです。

ヒット曲の成り立ちの部分だけメモしておきます。

Chris Martin Visits Howard Stern (2)


Yellow


  • 作るのにかかった時間:10分
  • 作った場所:ウェールズ
  • 作った時ヒットすると思ったか?:イエス
  • マイクが壊れたかなんかで他の曲を録音するのを待っていた時、みんなを笑わせようとニール・ヤングの下手な物真似を始めた。星の多い夜だったから "Look at the stars" と。お?これ結構いいじゃん?ってなって…
    (ピアノからギターに持ち替えている間に話があっちゃこっちゃ行って時系列がよく分からん)
  • Shiverのサウンドチェックをするのを待ってギターを弾いていた時に、このコードを見つけて気に入って、ニール・ヤングっぽく歌ってみた。
  • ジョニーとガイがいる部屋に駆け込んで、「どう思う!?」と聞いたら、彼らはビデオゲームをやっていて、「あーいいんじゃない?」と軽く流される。
  • 歌詞がどういう意味かは分からない。誰もこの意味分からないだろうなって思った。だって星ってイエローじゃないよね。クリスマスカードではイエローだけど。意味というよりもっと感覚的なもの。
  • みんなサッカーで遊んでたからバスルームに篭って(反響がいいから)、そこで Your Skin ~ のコーラスが出てきて、また部屋に戻って聞かせたら、OKやろう、となった。
  • その頃誰かと付き合っていたわけじゃない。全ての女性について歌っている。


今まで読んだり聞いたりした話と違う部分もありますが、なんせこの曲1955年に書かれたものですからね(Global Citizen Festival のクリスのMCより )


Clocks


  • 作るのにかかった時間:15分
  • 作った場所:リバプール
  • 最初のシンプルなピアノリフをジョニーに聞かせて、ジョニーがコードを思いついて、他の部分もすぐに出てきた。

Speed Of Sound


ハワード:酷い出来だと思っていたのにヒットした曲はある?
クリス:一つ、Speed Of Soundっていう曲。レコーディングが最悪だった。
ハワード:ちょっと弾いてみてください。
クリス:弾きたくない・・・
ハワード:いや弾いてよ(笑)
4小節ほど弾いてクリス:好きだけど、レコーディングがうまくいかなかったんだ。
ハワード:そうなの?聴くのも辛い?
クリス:そう・・
ハワード:だから演奏するのも辛いんだ?
クリス:そう・・そう・・・
ロビン:でもコンサートでは演奏しないといけないでしょ?
クリス:いややらない(笑)
ハワード:こうレコーディングしたかったというものをコンサートで聞かせればいいじゃん?
クリス:やらない。

ここで喧嘩勃発(ハワードが銃もってこいとw)

ハワード:だって素晴らしい曲なのに・・・
クリス:いい曲だけど、それからもっと素晴らしい曲書いたから。

(かっこよくまとめたのにサラッと流されて、The Scientistを弾けと言われるw)


Viva La Vida


  • これはお気に入り。Paradiseも好きだけど。あ、The Scientistも。好きな曲多いんだ(笑)
  • 作るのにかかった時間:すぐに出てきたけど、チャントの部分は何ヶ月か後にニューヨークで出来た。
  • ヒットするかは分からなかったけど、いい曲だと思った。
  • 歌詞のアイディアが沢山出てきて55ページにもなった。

Paradise


  • 作るのにかかった時間:10分
  • タレントショー(クリスは名前出してないけどX Factorですね)で優勝者が歌う曲を書かないかという電話をもらってOKして、すぐにこの曲が出てきた。
  • 完成したら気に入りすぎて、自分たちでキープすることにした。
  • 『ショーシャンクの空に』で、ティム・ロビンスが、独房で頭の中でモーツァルトを聴いていたと言うシーンがあるけど、そのアイディアから生まれた。


このインタビューを聞いてから、『ショーシャンクの空に』が無性に見たくなって久々に見ました。「フィガロの結婚」のレコードを刑務所中に響き渡らせるシーンは、モーガン・フリーマンのナレーション、クリスが言っているその後のティム・ロビンスの台詞も含め、何度見ても鳥肌が立ちます。


(HD) The Shawshank Redemption (Mozart Opera Scene)

The Shawshank Redemption - Hope Clip 2


Andy: I had Mr. Mozart to keep me company... (頭を指して)It was in here. (胸に手を当てて)And in here. That's the beauty of music. They can't get that from you. Haven't you ever felt that way about music?...Here's where it makes the most sense. You need it so we don't forget...that there are places in the world that aren't made out of stone, that there's, there's somethin' inside that they can't get to, that they can't touch. It's yours.

Red: What are you talkin' about?

Andy: Hope.


Paradiseの歌詞も、辛い現実から逃れるために希望を夢見るうちに、その希望が確かなものに変わっていく、というものだと私は解釈しています。なるほど、『ショーシャンクの空に』から来てたのか~


Chris Martin Visits Howard Stern

ポケットから出して喉に塗ってたのは、例のタイガーバームだそうです(※ Oracle情報)