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『A Head Full of Dreams』 ビヨンセ、ノエル、オバマ大統領、グウィネス、子供達、ルーミー…クリス・マーティンがコラボの背景を語る(11/20追記)

★11/20 Rolling Stone誌のインタビューから追記しました★
⇒グウィネスとのレコーディング ⇒ルーミーの詩とアルバムについて


Coldplayのニューアルバム『A Head Full of Dreams』に関するこれまでのインタビューから、コラボについてわかった部分をまとめました。なんか…色々と衝撃的なんですが…どうなってるのこのアルバム!?

※ 全てクリス・マーティンがインタビューで語ったことですが、アルバムをまっさらな気持ちで聞きたい方はご注意を。

coldplay chris martin


  1. ビヨンセ
  2. ノエル・ギャラガー
  3. 子供達とグウィネス・パルトロウ、アナベル・ウォーリス
  4. ルーミーの詩とオバマ大統領
  5. アヴィーチー、トーヴ・ロー、ダヴィデ・ロッシ

ビヨンセ


クリス:ビヨンセはHymn For The WeekendとUp&Upで歌っている。
アルバムには、天使について、希望をもつ理由を与えてくれる出来事について、また救済について歌った曲があって、彼女はこのアルバムの天使のような役割なんだ。

Le Parisienより

クリス:最初はバックボーカルを頼んだんだ。ヒュー・グラントみたいになって恐る恐る…本当はアルバム全体で歌って欲しかったけど(笑) 2,3曲で歌ってくれた。見ているだけで素晴らしかった。

彼女のためにボーカルブースを作って、「ビヨンセは素晴らしい」ってペイントをして…冗談じゃなく。

KROQ Kevin and Bean showより

クリス:一曲(Hymn For The Weekend)はデュエットのようになった。2つのキャラクターの話だから。

Valentine In The Morningより

クリス:Hymn for the Weekendは合唱とビヨンセが加わっていて、お気に入りのトラック。アルバムの中核となる曲で、多くの曲がこの曲を中心に作られている。

On Air with Ryan Secrestより


ノエル・ギャラガー


クリス:アルバムの何曲かは、夢を叶えようとすること、また、クールな新しいアイディアを思い付くことによって事態を改善できる可能性について歌っている。

僕達の夢の一つはノエルが演奏してくれることだった。ノエルは歌ってはいない。ギターソロのみ。

KROQ Kevin and Bean showより

クリス:Up&Upという曲で、「ノエルがやるようなソロをやってみて」とジョニーに頼んでいたんだけど、ノエルはジョニーがやりそうだと彼が考えるものをやろうとしていたと思う。僕は座ってお気に入りのギタリスト二人が演奏し続けるのを眺めていただけ。

『A Head Full of Dreams』は最後のアルバムではない、ノエルはUp&Upにギターで参加(インタビュー和訳)


子供達とグウィネス・パルトロウ、アナベル・ウォーリス


グウィネスは、Everglowで歌っているそうです。グウィネスがバックボーカルで参加していることはQ Magazineのエディターさんのツイートで読んでいましたが、子供達と一緒に合唱で参加ぐらいかと思ってたー!

人と人との繋がりの永続的な煌めきを歌ったバラードだそうです。(WSJより)
グウィネスの歌声大好きだから嬉しいけど、、、いやーすごいななんか。まあ目立たない程度だとは思いますが。

Rolling Stone より追記 ★

クリス:ある日スタジオでやってみただけ。ただフレンドリーな雰囲気でね。

 

さらにWSJからですが、クリスの子供達、友人、バンドメンバーの家族による「合唱」がいくつかの曲に入っていると。その中には、現在クリスがお付き合いしているアナベル・ウォーリスの歌声も含まれているそうです!

ひょえええええええ。


クリス:このアルバムで歌ってくれたみんなは僕達の人生において大切な人達なんだ。僕が人生で学ぼうとしているのは、一人一人の重要性。受け入れることの大切さ。全て『ゲストハウス』の詩から来ている。

「合唱」は僕の二人の子どもが放課後にレコーディングしたことから始まった。

ブルー・アイビー・カーター(Jay Zとビヨンセの娘)も、お母さんのビヨンセがニューヨークのスタジオに来ていた時に録音に参加してもらった。

ギリシャ悲劇を学んでいるうちに思いついたんだ。

僕にとっては、そのサウンドを使う時、自分が言っていることを認めてもらっている感じがする。「その通りだね、クリス。歌い続けて!」って。


ルーミーの詩『The Guest House』とオバマ大統領の『Amazing Grace』


クリス:アルバムのうち2曲はインタールード。

1つは13世紀のトルコの詩人による『ゲストハウス』という詩。コールマン・バークスが欧米の読者のために翻訳を始めたんだ。人の持つどんな感情も、その時はそう思えないとしても、究極的には恩恵である、という詩。

この詩は僕の人生、世界の見方をを変えた。この詩と詩人に感謝するためにアルバムの途中に入れたんだ。

その後に、大統領があの教会で歌った『Amazing Grace』の短いクリップが入っている。

On Air with Ryan Secrestより

『ゲストハウス』のことはGhost Stories期のインタビューでも何度も何度も話しているのを聞きましたが、まさか朗読をアルバムに入れちゃうとは。
Warner Music Australia にコールマン・バークスの名前があるので、この方の朗読が入ってるのかな?


Rolling Stone より追記 ★

朗読はサイケデリックな感じの模様。

愛について、また自分に起こったことを受け入れることについての詩なんだ。結構ヒッピーなアルバムなんだよ。これまでのアルバム全てはここにたどり着く道だったんだ。


オバマ大統領の『Amazing Grace』のクリップとはこれのことでしょうか?
President Obama sings Amazing Grace (C-SPAN) - YouTube


アヴィーチー、トーヴ・ロー、ダヴィデ・ロッシ

  • Hymn For The WeekendのプログラミングにはAviciiが関わっている(Billboard より)
  • Tove LoはFunに参加。
  • ストリングス担当のDavide RossiはAmazing DayとBirdsに参加。


いやー盛りだくさん。インタビューまとめはまだまだ続きます。


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