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コールドプレイのドキュメンタリーで描かれる友情と結束|監督インタビュー

Coldplay A Head Full of Dreams Film画像は映画のチラシより


Q Magazine 2018年12月号に、コールドプレイのドキュメンタリー映画『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の監督であるマット・ホワイトクロス氏のインタビューが掲載されています。

以下、抜粋して意訳。


クリス・マーティンに映画を見てくれたかどうか電話で尋ねたら、見ちゃったら自分を消し去らせたくなるだろうから見られない、と言われたそう。信じているから任せると。

マット・ホワイトクロスがコールドプレイのメンバーに出会ったのは1996年、ロンドン大学の学生時代。それ以来「君たちの映画を作りたい」と撮影を始め、ツアーやレコーディングセッションにも同行。

2~3年ごとに「もういっぱい映像あるじゃん、何か作ろうよ!」と言ってきたけど、「まだしまっておいて」と言われ続けたそう。ブライアン・イーノと共に『Viva La Vida』を制作している間もたくさん撮影していたが、それもホコリをかぶることに。

だから、なぜ今がその時だとバンドが決めたのか、クリスが本当に100%映画をリリースしたがっていたのかどうか分からないと言っています。

でもクリスは「『A Head Full Of Dreams(アルバム)』は最初に出会った時から目指していたことの頂点であり、自分たちの人生の中のある章の終わりだと感じていて、次に何をやるのかまだ分からない。だから今ようやく振り返る時が来たのかもしれない」と語っていたそうです。


ホワイトクロス氏が撮りためた1000時間以上のフッテージを、ライブ映像やインタビュー映像、コラボレーターから集めた映像に織り交ぜた『A Head Full Of Dreams(映画)』は、コールドプレイの内幕を詳細に映し出すものに。

この映画の鍵となるものは、メンバー同士のつながりだと彼は語っています。

同じくマット・ホワイトクロスが監督した『オアシス:スーパーソニック』では競争意識や対立、怒りが描かれたが、それとは正反対。『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は友情と結束についての映画であり、それがコールドプレイのストーリーだと。


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