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[Coldplay] Adventure of a Lifetimeの感想とアルバムの行方

Adventure of a Lifetimeがリリースされてからいつの間にか10日以上経過。友人に語り尽くしたので書いた気になっていましたが、ブログには何も書いてなかったのを思い出し、これまでのインタビューもだいたい聞き(読み)終わったので、ここらでまとめてみます。


最初にこの曲を聞いたのは11/6のBBC Radio 2 Chris Evans Breakfast Showでした。興奮しすぎて英語の知識が綺麗サッパリ頭から抜け落ち、クリスとジョニーのインタビューを全く聞き取れないでいるうちに曲が始まってしまい、あわわわ。

既に多くの方が言っていますが、私もDaft PunkのGet Luckyを思い出しました。それにロックの成分を少し、インドの要素を少し入れて、Coldplay風にマッシュアップしたような感じ?

そういえばナイル・ロジャースとクリス・マーティンは去年一緒にスタジオに入ってましたね~(この曲には関係ないだろうけど)

Nile Rodgers Chris Martin

最初の部分はプレビューで聞いていましたが、ウィルのドラムが入った途端、あああアウフタクトだったのかーーー!と(そこ?) 完全にリズム間違えてた。

それはいいとして、ウィル・チャンピオンが戻ってきましたよ!!
電子ドラムをぽちょぽちょ叩いてるウィルは物足りなかったのです。

ジョニーは予想通り完全に主役に躍り出ているし・・・

いやちょっと待て。ガイのファンキーなベースなにこれ!!!Tumblrで誰かが「ガイ・ベリーマン feat. コールドプレイ」なんて書いてたのですが、もうまさに!!
ガイとウィルが創りだすグルーヴたまりません。クラップもいい!

ってな感じで何度聞いても楽器ばかり聞いちゃってメロディーや歌詞があまり耳に残らなかったのですが、クリスのこのノートや、「僕はちょっと歌ってちょっとピアノを弾いただけ。他のメンバーが本当に活躍してくれた。」というSirius XMでの発言を考えると、主役は3人であってるのかな…


ダンスシューズの用意をと言われていたので覚悟(?)はしていましたが、想像以上でした(笑)
でも、前作のMidnightやA Sky Full Of Starsを聴いた時に比べたら、「?」の数50個ぐらい少ないよ。いや、もういい加減慣れただけか?

Violet Hillが出た時の衝撃と興奮…
Every Teardrop Is A Waterfallの時の賛否両論(今回以上にすごかった気が)…
Midnightはシングルではないですが、いきなりあのビデオと一緒に出されてしばし固まった。Magicもいまいちピンとこず、その後にEDMのA Sky Full Of Starsですよ(笑) まさかアルバムとしてあんなに纏まって、更に “O” のような曲が聞けるなんて思いもしなかった。

今回のアルバムも、新曲やインタビューを聞けば聞くほどカオスなんですが、アルバム全体で聞くと凄いものになっているんじゃないかという期待感でいっぱいです!


Repubblica誌のインタビューで「Parachutesのようなものをまた作るなんて意味が無い。その頃の僕らとは違うのだから」みたいなことを言っていて、すごくスッキリしたのです。

X&Yの時は、みんながColdplayに望んでいるものを作ろうとしていたと言っていました。みんなを喜ばせようとして、平凡なものになってしまったと。

そして最近のインタビューで、2005年と2015年のコールドプレイの違いを聞かれて、「2つの自由」だと答えていました。

1つは影響を受けたもの全てを受け入れる自由。今の時代簡単に様々な種類の音楽が聞けるからそれを受け入れたかった。ロックバンドというコンセプトから自分たちを開放した。

2つ目は、どんなジャンルの人であれ自分たちが好きな人と一緒にやる自由。このアルバムではクラシックの演奏家やビヨンセ、ノエル・ギャラガー、ノルウェー人のプロデューサーStargateらに参加してもらった。

AltNation Sirius XM クリスのインタビューより


更に◯◯◯◯◯◯が歌う◯◯◯◯◯◯、『◯◯◯◯◯◯』という◯の◯◯、猿とホーリー祭のビデオ…
(クリスがインタビューで言っていたことなのでネタバレも何もないんですが、今日は一応伏せ字に。◯の中はこちら

もう誰のことも何も気にしないで好きなことをやりました感すごい(笑) 4人が本当に楽しんで作ったのが伝わってきます。

またどんな新鮮なサウンドを聞かせてくれるのか、12/4を楽しみに待ちたいと思います。

 

itunes coldplay A Head Full of Dreams

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