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コールドプレイ新作より「Army Of One」の歌詞に日本の短冊が!日本で書いた曲やファンとの思い出、アルバムへの思いを語る

Coldplay A Head Full of Dreams (2)


『A Head Full of Dreams』発売日の12/4に、大阪のラジオ局FM802のBRIGHT MORNINGという番組で放送されたクリスとジョニーのインタビューです。

急で誰にも頼めなかったのでこのためにラジコプレミアム入ったぜw オンラインで世界中誰でも聞けて、後で動画や音声を公開してくれる海外のラジオ局が心底うらやましいです…。

それはさておき、興味深いインタビューだったので聞けてよかった。『A Head Full of Dreams』関連の日本のインタビュー、私は初めて聞きました。

「最新オフィシャルインタビュー」と言っていて意味がよく分からないんだけど、日本オフィシャルのインタビューってこと?
それだったらまた他のところでも聞けるかもしれませんが、一応面白かったところ(ていうかほとんど?)を引用させていただきます。

歌詞カードを見ないでアルバムを一回聞いた後にこのインタビューを聞いたのですが、まさか “Tanzaku stars” なんて歌っていたとは!Osaka sunや金繕い等、ちょっと意外なところに目をつけてくるクリスさん、好きです。

参照⇒ クリス・マーティン本人によるGhost Stories各曲解説和訳 日本の金繕い、人生観を変えたルーミーの詩について

七夕に来日すれば写真じゃなくて本物の短冊見れるよ!ついでにライブもしていくといいよ!


クリス:あるある!前回東京を訪れた時(2014年6月)、僕の部屋にピアノがあったんだ。それでずっと『A Head Full of Dreams』の作曲をしてたんだよ。だからアルバムの中の何曲かは日本でたくさん作ったんだ。

どの曲だっけな?多分A Head Full of Dreamsと、ジョニーのお気に入りのUp&Upと、Funかな?

東京で曲を書いたことは去年の12月のインタビューでも言っていましたね。アルバムに入ってるなんて嬉しい♪

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魁!音楽番付 クリス・マーティンのインタビュー「東京公演で新曲を2曲作った。次のアルバムに入ると思う」

 

ジョニー:『A Head Full of Dreams』は過去最高にポジティブでカラフルなアルバムだと思う。僕たちは生命に溢れた作品を作りたかったんだ。

クリス:僕たちは、僕たちが持つ全ての影響と全ての感情を完全に自由に取り入れるようなアルバムを作りたかった。闇も悲しみも幸せも喜びも希望も全て。

だから僕たちの人生の全てのカラーを曲に反映させることを試みた。歌詞の内容もあらゆることを表現しようとしたんだよ。そういう大志があるアルバムなんだ。

長年の間にショーの前のサウンドチェックとか、時にはスタジオの中でも、僕たちはよりダンスっぽいグルーヴを演奏するようになってたんだ。ただそういうグルーヴが入った曲を作るまでには時間がかかったんだよ。

でも、このアルバムでは、やっとそれが起こった曲が何曲か入っている。僕たちが大好きなビートを入れた曲を書いたんだ。

僕たちはいつもドラマーのウィルにアップテンポのビートを演奏するように頼んだり、単にウィルがそういうビートのドラムを叩き始めたりしてたんだけど、そういうビートに曲を乗せてもうまくいかないこともあったんだ。

でも今回はジョニーのおかげで、すごくクールな曲が何曲もできたから、そういうダンスビートを使うことが可能になったんだよ。

 

クリス:間違って使ってないか確認したいんだけど、日本で願い事を木に吊るす時に書く紙のことだよね?ある人が短冊の写真を見せてくれて、素敵だなーと思ったんだ。それでこのことについて歌わなきゃって思った。短冊の星たちが月へ行くってね。

この曲は愛する人のためになんでもするっていうことを歌ってる。それで、誰かを愛している時に、どうか僕のことを愛してもらえますようにって願いを短冊に書くっていうアイディアが、すごくいいなーと思ったんだよ。

 

クリス:日本での公演で一番素晴らしい点は、見ての通り僕たちは日本語をろくに話せない。だから日本のオーディエンスと一緒に歌うって素晴らしい気分なんだよね。

僕たちは違う言語を話してるけど、音楽を一緒に分かり合っている。僕はあまり、いや全然日本語を理解できないけど、みんなとの繋がりを感じるんだ。地球の反対側にある国に来て、そこで繋がりを感じられるって素晴らしいことだよね。

日本は僕たちが初めて訪れた海外の国の一つで、最初は何も理解できなかったから、あー音楽って素晴らしいなあ、人って素晴らしいなあ、曲によって僕たちは繋がるんだって感じたんだ。

ジョニー:バンドを始めた当初、僕たちの音楽が好きだって言いにきてくれた最初のファンの二人が、ロンドンに住んでいる日本人の女の子だったんだよね。

クリス:そうそう、ロンドンで会ったんだ。

ジョニー:マミとマキ

クリス:そう。日本の人達はセンスがいいよね♪ 僕たちを最初に褒めてくれたんだから。とっても感謝しているよ。

 

クリス:『A Head Full of Dreams』を聞いてくれたとしたら、君が感じることをそのまま受け取って欲しい。僕からリスナーにこういう気分を感じてってお願いすることはできないからね。

このアルバムは僕たちが世界に対して感じていることを表現していて、それをすべての人達に賛成してもらえることがないのは理解しているんだ。

でも僕にとっては自分を楽観的にしてくれるアルバム。でも他の人がどんなふうに感じるかは分からない。そうだったらいいなーと思うよ。

すんばらしいインタビューをありがとうございますうううう!訳も素晴らしかったのでほとんどそのまま書かせてもらいました。