Coldplayの『A Head Full Of Dreams』と、それについてのインタビューには、今のクリス・マーティンの素敵な人生観がいっぱい詰まっています。
ガイがぶっちゃけてますが、クリスだっていつも楽観的でエネルギーに溢れているわけではない。Rolling Stoneの記事 でも書きましたが、鬱状態が長く続き仲間に最悪の事態まで心配されていた時期もありました。
そういう時にどう考えるのか、どう行動するのか、そういうことが書かれたクリスにとってのガイドブックのようなアルバムなんですね♪
クリス:夢を思い描いて、未来をよりよいものにしようとした歴史上の人々について考えていたことから思いついた。それがA Head Full Of Dreamsのアイディア。全ての物事を希望を持って、楽観的に見ようとするんだ。
― 本当に救いようもなく楽観的な方ですね?
クリス:そうなんだ。そうでなかったら僕は橋から飛び降りちゃうからね。でもそんな時でも、パラシュートを背負ってそれを楽しいものにしたいな!
クリス:A Head Full Of Dreamsのインスピレーションは人生そのもの。自分のためにガイドブックのようなものが書きたかったんだ。その日を楽しく過ごすためのね(笑)
息の詰まるような時、あるいは悲しい時に物事をどう見るのか、混乱している時に、人として生きていく中で経験することをどのように楽しむのかということなんだ。
クリス:もちろん僕の個人的な経験が入ってるけど、それに縮めたくはない。イスラエルとパレスチナの話や『怒りの葡萄』を読んだりしたら、それがすべて曲に表れる。このアルバムでは個人的なことと普遍的なことを結びつけようと試みたんだ。
僕らは誰かを非難したり反対したりするより、一体感や受容性という概念を支持したいんだ。僕のマニフェストは人類が共に協力し合うという構想を諦めないこと。
ガイ:クリスを知っていたら、そして毎日彼と過ごせば分かると思うけど、彼は幸せいっぱいで興奮して動き回っているか、慰めようもないような状態かのどちらかなんだ。
だから僕たちが作る音楽はとても正直なものだと思う。夢みたいなものか憂鬱なものかどちらかで中間がないんだよ。The Telegraph
クリス:(A Head Full Of Dreamsは)歓喜に溢れたアルバム。いつもハッピーというわけじゃない。起こることを全て受け入れて、いいものに変えよう(alchemize:錬金術で卑金属を貴金属に変える)とするんだ。
★おまけ★ クリスが学校のイベントで踊り出すと子供達に即止められるそうですw
Fresh 102.7