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Coldplayの新曲「Orphans」はシリア難民について歌った曲|歌詞とビデオ撮影舞台裏

コールドプレイのニューアルバム『Everyday Life』より先行シングルとしてリリースされた「Orphans」はシリア内戦について歌われたものです。クリスによると、アルバムの締め切りギリギリで追加した曲だそうです。

coldplay orphans


歌詞について



Boom boom ka, buba de ka… この楽しいサウンドは、クリスがこの曲のデモを録音する時に息子のモーゼスにビートボックスをお願いして、その時の録音が使われているそうです。同時に爆弾の音、戦争の音でもあります。

Saturday Night Liveに出演した時リハーサルでクリスはこんなことを語っていました。


国を去らなければならなかった人たちをみんな難民とか移民と呼ぶけど、彼らは普通の人々でこれは誰にでも起こり得ること。「ただ家に帰って普通の生活に戻りたい」そんなことを歌っている、と。

Radio.comのインタビューでは、難民キャンプにいる子どもたちのことを考えていてできた曲だとも話していました。


1番ではダマスカスに住んでいたRosaleemのことが歌われます。月のように美しい目をしていて、女優として活躍してもおかしくなかった。でもミサイルが降り注いで彼女は…

藍色の空の下、爆撃音がとどろきます。

2番ではRosaleemのお父さんのことが歌われます。美しいダマスカスでの平穏な毎日。でも爆撃が起こり…

サビでは「いつ家に帰って友人たちと一緒に酒を飲めるようになるのか」と歌われます。


クリスがBBCのインタビューで「毎日が素晴らしくもあり、恐ろしい日々でもある」と語っていましたが、高揚感あふれる音楽と歌詞とのギャップに胸が締め付けられます。

でもそれは遠い国の人々の話ではなく、我々と同じなんだという見方。それが『Everyday Life』で描かれていることなのかもしれません。

このシングルの売上の10%は家族のいない子どもたちを支援するhopelandという団体に寄付されるそうです。


ビデオについて



ミュージックビデオの監督は、昨年公開されたドキュメンタリー映画の監督も務めたマット・ホワイトクロス。

明るく楽しいビデオですが、これらの楽器は銃や銃弾でできています。

撮影はこのようなセットを用いて行われたようで、ウィルは「頭が混乱して、撮影後数時間はフラフラしていた」と言っていました。これは酔います…


ビデオの中には、撮影のアイディアを綴ったメールのやりとりも。

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ここの撮影はマリブのエル・マタドール・ステート・ビーチで行われたそうです。


この部分はニューヨークで、午前3時に。