2014/05/05 ニューヨーク ビーコン・シアターでのギグの前に行われたインタビューです。
クリス: 理由は二つあって、1つ目は、とても美しくて小さい場所を探していたから。2つ目は2005年にここで演奏したんだけど、めちゃくちゃになっちゃったからやり直したかったんだ。
だからここでやるのは二回目なんだけど、本当に美しい場所だよね。今密接な空間でいくつかショーをやっているんだけど、ここは完璧だったんだ。
ウィル: うん、そう思うよ。アルバムの音のスタイルと、伝えたかったメッセージが、巨大なアリーナやスタジアムには合わないから。人々に、全てがコントロールされ、密接で、できればとても感情的な、すごく親密な環境で体験してほしかったんだ。
クリス: これを放送してくれてすごくありがたいよ。親密さを沢山の人に向けて放送出来るってことだからね、すばらしい。
クリス: すごく感謝してるよ。もう長いことやってるけど、長く続ければ続けるほど、より観客をリスペクトするようになるんだ。彼らがいてくれてものすごく恵まれていると感じているよ。
ウィル: 1999年の5月の時点で、僕たちのアルバムがアメリカで発売されるなんて思いもしてなかったんじゃないかな。
クリス: ドローイングボードに戻りたかったんだ。ウィルは特にビートを作る方法全てを見直した。他のメンバーはとても興奮したよ。プログラミングや、ヒップホップスタイルでパッドで演奏するのがすごくうまくなっんだ。僕たち全員、新しいツールをを学びたいと思っていた。
昔用いたトリックを使っても曲は作れるけど、新しいものを学びたかったんだ。まだそこまで歳でもないしね。
ウィル: リアクタブルなのかリアクテーブルなのか、どう発音するのかわからないんだけど、制御方式のようなもので、コンピューターのスクリーンがついたコーヒーテーブルみたいなんだ。スターウォーズのミレニアム・ファルコンにありそうなやつ。
(※たぶんこれのことですよね?)
クリス: 二つあって、1つ目は5人目のメンバー、フィルがいてくれるおかげ。彼とは一緒の学校に行ってて、13歳の頃出会ったんだ。よく一緒にアルバムカバーを描いていたんだよ。R.E.M.やU2を観察しながらね。
今、彼は目に見えないメンバーで、彼が主にやっているのは、アートやビデオのアイディアなんかを監督したり探したりすること。
アートワークが優秀な理由は主に彼のおかげ。もう一つの理由は、最初2000年にデビューした頃、大学を出たばかりで、メンバーのうちの殆どがビールを沢山飲んでいた。それでデスティニー・チャイルドがいる世界に加わったわけだけど、僕たちはそんなに見栄えがよくないから、他のものを考え出して、その影に隠れなきゃいけなかったんだ。それをずっと続けてるんだよ。
その頃から唯一変わらないのはビヨンセ。彼女はあの頃僕たちより素晴らしかったし、今もそう。ずっと彼女を追いかけてるんだ。
クリス: Oという曲は18ヶ月ぐらい前からある。
Midnightが一番古いかな。Myloのアルバムの終わりにジョン・ホプキンスと作り始めたから、三年前だね。ガイが、何かが足りないって言ってたんだけど、なかなか気にいる曲がなかった。彼は「少しエッジーなものが必要だ」って言ってたんだ。それで「そういえばこんなの作ってたんだ」って言って、あの曲を完成させたんだよ。