レビューに書ききれなかったメンバーの『A Head Full of Dreams』各曲解説第四弾。こちらにソース音源や記事を置いてますので、詳しくはそちらで。他の曲の解説はこちら。
Everglowについては、アルバム発売前にも記事を書いています。
- コールドプレイの新アルバムでグウィネスが歌っている理由をクリスが語る+ノエルとのレコーディング+ライブ密着レポ他(Qより)
- 『A Head Full of Dreams』 ビヨンセ、ノエル、オバマ大統領、グウィネス、子供達、ルーミー…クリス・マーティンがコラボの背景を語る
その後のインタビューから、あるサーファーが言っていたという「Everglow」という言葉と、グウィネスからアイディアを得た歌詞について。
Zane Loweのインタビューより
クリス:ある日海に出ていて、あるサーファーがすごくサーファーらしい話し方をしてたんだ。『Fast Times at Ridgemont High(初体験/リッジモント・ハイ)』のショーン・ペンのような。
そのサーファーが(声を真似て)「この前こんなことをやってたら、完全なEverglowが得られたんだ」って言っていて、なんて素晴らしい言葉だって思ったんだよ。そして曲が出てきた。
僕にとっては、愛する人でも、何かの状況でも、友達でも、終わってしまった関係でも、誰かが亡くなったことでも…何か悲しいことを経験した時には、同時にEverglow(永遠の輝き)を得ることができるということを歌った曲なんだ。
The Jonathan Ross Showより
(サーファーの物真似をするのに自分でツボに入っちゃってなんとかやり遂げた後の話ですw)⇒ 詳しくはこちら
クリス:何かが終わったり、誰かが亡くなったとしても、悲しみだけが残るわけじゃない。素晴らしい思い出や楽しい思い出がある。そういうことをひとことで言えるような言葉を探していたんだ。
あと、Ready BrekのCM覚えてる?(Everglowという言葉を聞いて)それも思い出した。
関係性や大切な人の思い出の温かさを表現できるような言葉を考えていたんだけど、彼(サーファー)がそれをくれたんだ。
2節はグウィネスからアイディアを得た。彼女のお父さんが亡くなった時に彼女が言っていた言葉。
Ready BrekのCMはこれですねw UKTV 80s Ad Ready Brek
制作過程+ガイのお気に入り♪
Facebookのライブストリームイベントより
ガイ:Everglowはクリスが持ってきた時に既に完成していた。多分アルバムで一番気に入っている曲。僕たちの仕事はただ台無しにしないようにすることだけだった。
クリス:30歳で亡くなった友達のことを考えていた。Fix Youのような曲は誰かが去ってしまったことの悲しみを歌っているけど、これは喜びの燃え殻についての曲なんだ。
RTL 102.5より
ガイ:Everglowはおそらくアルバムの中で最もシンプルな曲。殆ど変える必要はなかった。クリスが書いて僕たちはちょっと追加しただけ。たぶんアルバムの中で僕が一番気に入っている曲だ。
Annie Mac クリスとジョニーのインタビューより
クリス:Everglowはほとんど完成した形をバンドに聞かせて、すぐに録音した。30分ぐらいで出来上がり。
A Head Full Of Dreamsその他の曲の解説+歌詞
レビュー:Everglow
ライブ動画:Live at Belasco Theater
クリスのTシャツの背中にあった “The falling of snow” はこの曲の歌詞だったんですね~♪
oh they say people come, say people go
this particular diamond was extra special
and though you might be gone, and the world may not know
still I see you, celestial
(A Sky Full Of Starsを思い出す歌詞)