レビューに書ききれなかったメンバーの各曲解説と歌詞を一曲ずつまとめていきます。こちらにソース音源や記事を置いてますので、詳しくはそちらで。他の曲の解説はこちら。
アルバムのタイトルトラックであり、オープニングトラックでもあるA Head Full of Dreams、かなりの難産だったようです。
Greg Jamesのインタビュー(Facebookのライブストリームイベント)より
- 完成させるのが一番難しかった曲は?
ウィル:一番時間がかかったのはA Head Full of Dreams。A Head Full of Dreamsというタイトルになる可能性のあった曲が6~7曲はあったと思う。
アルバムをこのタイトルの曲で始めたいと思っていて、アルバムがどんなものであるか表現したかった。沢山の異なるバージョン、テンポを試した。何かいいものがあったとしたら、それを死なせるか、あるいは見事なものにするか、そうなるまで容赦なく拷問しろ、これはブライアン(イーノ)に学んだこと。お墓に行きかけた時もあったけど、素晴らしいギターリフや歌詞などでよみがえった。
クリス:実は完成版はすぐにできたんだ。2年間の他の複数のA Head Full of Dreamsの後にね。
クリス:アルバムで最初に出来たのはタイトル。
ジョニー:最後に出来たのはタイトルトラック。
クリス:僕のお気に入りはAdventure of a Lifetimeで、僕が下で何か(他のことを)していた時に、3人でジャムセッションをやっていたのが始まり。A Head Full of Dreamsもそう。
EWより
クリス:(A Head Full of Dreamsは)僕が今までで一番気に入っているコールドプレイの曲。いつもこういう曲が歌いたいと夢見てきて、やっとそれが実現したんだ。
歌詞の元となったアッタールの“The Conference of the Birds(鳥の言葉/鳥の会議)” という詩について
アルバム・リリース・パーティより
クリス:ずっとこういう曲が歌いたいと思っていた。なんで自分がここにいるのか、何をするべきなのか確信させてくれる。
ペルシャ人の “The Conference of the Birds” という詩からアイディアを得た。
ちょっとオズの魔法使いに似ていて、鳥の群れが答えや自分より大きい存在を探すんだけど、最終的に自分達に必要な物は自分達の中にあったと気づくというストーリーなんだ。
RTL 102.5より
クリス:沢山の詩を読んだんだけど、“The Conference of the Birds” は素晴らしい詩で、オズの魔法使いに似ている。
基本的には、自分達に必要なもの全ては自分達の中にあるというもの。ただ鍵を見つける必要があるんだ。
95.5 PLJのインタビューでクリスが「A Head Full of DreamsとUp&Upで僕たち全員の子どもが歌っている」と言っていたんだけど、他のインタと見比べると、Adventure of a LifetimeとUp&Upの間違いかな~?
A Head Full Of Dreamsその他の曲の解説+歌詞
A Head Full Of Dreams:レビュー|ミュージック・ビデオ
Oh I think I landed
In a world I hadn't seen
When I'm feeling ordinary
When I don't know what I mean